54.2013/04/01 余市岳

毎度毎度お決まりのパターンで仕事を終えてキロロへ向かう。
この冬は何度毛無峠を通っただろう。

シーズン初っ端で余市岳でいいのに当たって
「もう行かなくてもいいや。」
なんて言ってたのに随分通ったものだ。

一昨日の羊蹄山が良くて、条件も変わっていないので今日も良いはず。
赤井川は羊蹄山近辺よりも雪質は良いしスキー場アクセスで出だしが1000mなのでまず間違いない。

天気さえ良ければね。

マウンテンセンターからは余市岳は見えている。
でも、結構風が強そうだった。


ゴンドラ降り場で準備を済ませてハイク開始。
やっぱり風が強い。

バラクラバをしないと頬が凍傷になってしまいそう。
コル手前から一気に風が強まって尾根筋では身構えないと飛ばされそうなほど。

それでも何時ものペースでハイク開始から70分程でドロップポイント到着。

雲が凄い勢いで流れていき、その合間に陽が覗く。
その瞬間を待ってドロップする。



斜面は少し叩かれ気味だがスピードが乗る良い雪だ。
縦のラインで一気に滑りボトムに到着。

自分のラインを見て何時も思うのは
「もっと奥から行けたなぁ。」

ドロップポイントからだとどこまでが雪庇か判断できないのでついつい見える所を滑っしまう。
見えない所をドーンとはどうしても行けない。

自分の滑ったラインをチラ見しながら登り返してもう一本。
二本目はメローにゆっくりと大き目のターンで登りのトレースにぶつけて終了。


さて、三本目。
登り返して北面を滑って帰ろうと思ったが風が一気に強まって登るどころの騒ぎではなくなった。
立っているのが精一杯。

仕舞いに余市岳の尾根筋すら見えなくなった。

三本目は諦めて風に押されながらお帰りルートまで歩く。

お帰りルートは風裏で穏やかだ。
のんびり滑ってゲレンデに戻って本日終了。

北斜面を滑ることが出来なかったのが悔やまれるが仕方が無い。
また、次回に取っておこう。

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