ペットボトルヒーター加温能力最終検証 (10リットルポリタンク)

続々スキー場がオープンし始めました。

昨日はキロロのオープン。
毎年、キロロのオープンには欠かさず行っていたので、今年も行くつもりでしたが。。。

ところが、当直明けで表に出たら吹雪。。。
真っ直ぐうちに帰って寝てました(笑)

そして本日、気を取り直して朝一でキロロに滑りに行ってきました!

雪山を見たらもう冬って感じで海に入る気が失せますね。

なのでペットボトルヒーターの検証等は今回が最後で当分お休みになります。

今回、ヒーターにちょっと細工をしました。
ヒーターの使用時間が長いとシガーソケットが高温になるのは分かっていました。
1時間位の使用だと我慢できる程度だったんのですが2時間以上使用すると焦げ臭いにおいがします。

この状態での連続使用は問題が大きいので、シガーソケットから電源を取るのは諦めて直接バッテリーから取る事にしました。

シガーソケットでの発熱によるロスも無くなりよい結果が得られるかもしれないと淡い期待もってました。

朝7時過ぎに札幌を出発。(ヒーター電源ON)
キロロには8時半に到着。(ヒーター電源OFF)
電源を切ってキロロで遊んで約3時間半後車に戻ってきました。
その後、帰宅までの間もヒーターの電源は入れて加温実験しました。

結果は下のグラフを参照してください。

時間 7:17 7:35 7:43 7:54 8:03 8:13 8:21 8:32 8:32
経過時間(h) 0:00 0:18 0:26 0:37 0:46 0:56 1:04 1:15 1:15
10Lポリタンク水温(℃) 15.4 16.5 16.7 18.5 19.1 22.5 23.6 26.1 30.1
温度差(℃) 0 1.1 1.3 3.1 3.7 7.1 8.2 10.7 14.7









kiroro
到着









電源off
時間 11:58 12:15 12:31 12:44 12:58 13:14 13:58

経過時間(h) 0:00 0:17 0:33 0:46 1:00 1:16 2:00

10Lポリタンク水温(℃) 26.7 27 31 31.9 34.3 38.3 43.2

温度差(℃) 0 0.3 4.3 5.2 7.6 11.6 16.5


電源on



電源off



10リットルの水の温度が大体1時間半で15℃上昇します。
1時間で10℃上昇すると考えるといいと思います。
この数値はエスハイ実験室-第13回 サーファー用のシャワー の実験結果とほぼ一致します。

電源OFF後の水温低下は 3時間半で30.1℃から26.7℃と3.1℃とエスハイ実験室の計算よりも少ない結果となりました。
エスハイ実験室の温度低下の計算は気温15℃を想定していますが、今日のキロロの山麓の気温-7℃を考えると非常に良い結果だと思います。

自作の保温カバー最強といたっところでしょうか(笑)

このヒーターと保温カバーを合わせて使えば移動時間が3時間あれば十分実用になるということです。

製品化に向けて頑張りたいと思います!

シガーソケットから電源を取れなくなって汎用性に欠けましたが、電源をシガーソケットからバッテリー直結に変更しシガーソケットの温度上昇も無くなり安心して使えるようになりました。

サーファーならこれ位の改造屁でもないよね?


注)
温度の上昇にばらつきがあるのはポリタンクを撹拌していないためです。
撹拌するとお湯が混ざってサーミスタ部分の温度が上昇します。
最後の部分、13:14に電源を切った時の水温が38.2℃でしたが約40分後に戻った時には43.2℃まで上昇していました。
これが実際の温度だと思います。


暇があったら1ガロンボトルの加温能力の検証をしてみようと思います。
期待しないで待っててくださいね。











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