ストックの選び方
バックカントリーのほとんどの時間はハイクに費やされますからハイクの道具の選択は大切です。
安いというだけの理由で道具を選ぶと後々買い替え等で余計な出費をする羽目になるので注意してください。
ハイクの道具で特に重要なものはスノーシュー、ザック、ストック(ポール)の3点でしょう。
この三つがあれば取り合えずバックカントリーに行くことは出来ます。
そこで、今回はストックの選び方です。
1.3段ポール
スノーボードでのバックカントリーの場合、滑走時にストックは使いませんから収納可能な3段ポールを使用する事になります。
普通のストックや2段ポールも使用できますが、ザックからツノのように出っ張っている様子はいただけません。
オープンパーン限定でしたらありかもしれませんが、林間を滑走する場合は間違いなく枝に引っかかりますから注意してください。
軽量の4段ポールもありますが個人的にはお勧めしません。
背の低い人やストックを短く使う人なら2段ポールを切って使う方法もあります。重量的にはこれが一番軽いと思います。
2.軽いもの
強度に問題が無ければストックはなるべく軽いものがいいでしょう。
最初に書きましたがバックカントリーのほとんどの時間はハイクです。そしてハイク中、常に持っているのがストックです。
多少の重量差でも長時間のハイクだと微妙に腕が疲れます。
いくら軽いからといってもカーボンは必要ないと思います。踏んづけると割れます。。。
3.石突の長いもの
ストックの石突の長さは種類によってそれほど違いはありません。
長さの差は1cmも無いと思いますがなるべく長いものがいいと思います。
石突が短いと急斜面で雪面とバスケットが干渉して石突の先端がしっかりと氷面に刺さらずすっぽ抜けることがあります。
腕に力が入った状態ですっぽ抜けるので非常に怖いです。転倒、滑落といった事態になる可能性もあります。
4.バスケットの大きいもの
バスケットが小さいと雪面を押す力が弱くストックが雪面に刺さってしまい全く役に立ちませんから、大きい目のものを選んでください。
最近は大小二種類のバスケットが最初から付属しているストックもあります。
あまりバスケットが大きいと、石突の所でも書きましたが急斜面でバスケットが雪面に干渉して石突がすっぽ抜けますからホドホドのサイズのものを選んでください。
その対策品として半月状のバスケットがあります。雪面に干渉せず石突が刺さり易い優れものです。このバスケットを使用するときは、必ず平らな部分を前にして下さい。じゃないと全く意味がありません。
バスケットは単品でも売られていますから、お気に入りのストックがあればバスケットだけを交換する事も可能です。
5.グリップが握りやすいもの
グリップの材質は発泡ゴム(発泡ウレタン?)、ゴム、プラスチック、コルク等があります。
グリップは好みの問題ですが握りやすいものを選んでください。
お店で実際に手に取ってみるのが良いでしょう。その際に素手ではなく手袋をすることをお忘れなく。
意外に素手で持ったときと手袋をしてもった時では感触が違います。
個人的にはプラスチックのグリップは硬すぎて好みではありません。
コルク製のものは汚れが目立ちますし、発泡ゴムのものは長く使っているとヘタってくる気がします。
ゴム製のものが無難ですが、握り心地は発泡ゴムが好みです。
グリップが長いストックがあります。
これは斜面を斜めに横切るトラバース等でストックを短く持つ場合を考慮して作られています。
斜面を横切る時は山側と谷側の雪面の高さが違うので、谷側のストックを長く山側のストックを短めに持って腕の高さを調整します。
このグリップが無いときはストック自体を短く調整したり、発泡ウレタンのグリップを自分で付けたりしていました。
今は全く必要性を感じませんが、バックカントリー初心者にはあると便利だと思います。
安いというだけの理由で道具を選ぶと後々買い替え等で余計な出費をする羽目になるので注意してください。
ハイクの道具で特に重要なものはスノーシュー、ザック、ストック(ポール)の3点でしょう。
この三つがあれば取り合えずバックカントリーに行くことは出来ます。
そこで、今回はストックの選び方です。
1.3段ポール
スノーボードでのバックカントリーの場合、滑走時にストックは使いませんから収納可能な3段ポールを使用する事になります。
普通のストックや2段ポールも使用できますが、ザックからツノのように出っ張っている様子はいただけません。
オープンパーン限定でしたらありかもしれませんが、林間を滑走する場合は間違いなく枝に引っかかりますから注意してください。
軽量の4段ポールもありますが個人的にはお勧めしません。
背の低い人やストックを短く使う人なら2段ポールを切って使う方法もあります。重量的にはこれが一番軽いと思います。
2.軽いもの
強度に問題が無ければストックはなるべく軽いものがいいでしょう。
最初に書きましたがバックカントリーのほとんどの時間はハイクです。そしてハイク中、常に持っているのがストックです。
多少の重量差でも長時間のハイクだと微妙に腕が疲れます。
いくら軽いからといってもカーボンは必要ないと思います。踏んづけると割れます。。。
3.石突の長いもの
ストックの石突の長さは種類によってそれほど違いはありません。
長さの差は1cmも無いと思いますがなるべく長いものがいいと思います。
石突が短いと急斜面で雪面とバスケットが干渉して石突の先端がしっかりと氷面に刺さらずすっぽ抜けることがあります。
腕に力が入った状態ですっぽ抜けるので非常に怖いです。転倒、滑落といった事態になる可能性もあります。
4.バスケットの大きいもの
バスケットが小さいと雪面を押す力が弱くストックが雪面に刺さってしまい全く役に立ちませんから、大きい目のものを選んでください。
最近は大小二種類のバスケットが最初から付属しているストックもあります。
あまりバスケットが大きいと、石突の所でも書きましたが急斜面でバスケットが雪面に干渉して石突がすっぽ抜けますからホドホドのサイズのものを選んでください。
その対策品として半月状のバスケットがあります。雪面に干渉せず石突が刺さり易い優れものです。このバスケットを使用するときは、必ず平らな部分を前にして下さい。じゃないと全く意味がありません。
バスケットは単品でも売られていますから、お気に入りのストックがあればバスケットだけを交換する事も可能です。
5.グリップが握りやすいもの
グリップの材質は発泡ゴム(発泡ウレタン?)、ゴム、プラスチック、コルク等があります。
グリップは好みの問題ですが握りやすいものを選んでください。
お店で実際に手に取ってみるのが良いでしょう。その際に素手ではなく手袋をすることをお忘れなく。
意外に素手で持ったときと手袋をしてもった時では感触が違います。
個人的にはプラスチックのグリップは硬すぎて好みではありません。
コルク製のものは汚れが目立ちますし、発泡ゴムのものは長く使っているとヘタってくる気がします。
ゴム製のものが無難ですが、握り心地は発泡ゴムが好みです。
グリップが長いストックがあります。
これは斜面を斜めに横切るトラバース等でストックを短く持つ場合を考慮して作られています。
斜面を横切る時は山側と谷側の雪面の高さが違うので、谷側のストックを長く山側のストックを短めに持って腕の高さを調整します。
このグリップが無いときはストック自体を短く調整したり、発泡ウレタンのグリップを自分で付けたりしていました。
今は全く必要性を感じませんが、バックカントリー初心者にはあると便利だと思います。
コメント
コメントを投稿