51.2013/03/26 羊蹄山
今日は決め打ちで羊蹄山。
喜茂別のセブンイレブンで待ち合わせて登山口へ。
降雪が酷くて山が全く見えない。
この天候で目標物がない沢を滑るのは難しそうなので場所を移動し林間を滑ることにした。
流石に羊蹄山はデカイ山で向きを変えると天候も変わる。
そこそこの降雪で視界は良好。
準備を済ませてハイク開始。
今日は羊蹄山ということでスプリットボードをチョイス。
スキー1名、スプリットボード1名、スノーシュー1名の混成部隊。
足元はガチガチのトレースの上に10cmほどの新雪なのでスノーシューでも良かったのだが羊蹄山用に手に入れたスプリットボードなので使わない訳にはいかない。
背中が軽いのでハイクは滅茶苦茶楽チン。
スキーに付いてサクサク高度を上げる。
最初の1時間で380m
次の1時間で350m
残り30分で200m。
高度を上げるに従って新雪の量が増える。
最終的には脛ラッセルの状態。
このペースにスノーシューで付いてくるのは流石だ。
でも、背中で「はぁっはぁっ。。。」って息が聞こえる。
スプリットで来て良かったよ。
何時もならクラストしてもうここで終了!って所まで登ってもサラサラのパウダー。
この調子なら山頂までパウダーかもしれない状態。
天気が良ければ行ける所まで行っても良かったのだけど、天気が冴えないので終わりを決めて登る。
本日は1360mで終了。
ちょっと斜度があるところで滑走準備。
登るのは楽チンだけど準備が面倒なのがスプリットボードの難点だな。
クライミングスキンを剥がしてボードを合体させるまでの間がちょっと嫌な感じ。
いつもボードを流してしまいそうな気がして慎重になる。
スノーボードだと最速で滑走準備できるけどスプリットボードだと一番最後になる。
ドキドキしながら滑走準備を済ませて滑走開始。
今年は積雪量が多いのでブッシュがすっかり埋まっていて障害物がない一枚バーンになっている。
その斜面が脛ラッセルの新雪バーンだ。
悪い訳が無い。
風が強い。
雲が流されその切れ間から太陽が見える瞬間。
斜面に陽が射したスキーがトップでドロップ。
軽い雪煙を上げて滑って行く。
「ハイシーズン並みのパウダー!」
ってよく言うけどそれ以上の出来上がり。
この斜面の出来上がりは今までで一番いい。
何時まで経っても連絡が入らないのでこちらから連絡するとしばらくしてから返答があった。
400mほど一気に滑り降りたらしい。
連絡を受けて滑走開始。
「うおぅっ!」
軽い!
スルスル板が出て行く。
ロッカーボードのヌルヌル感全開で滑り降りる。
なにこの雪?
気持ちいいジャン!
林間に入ってちょっと雪が重くなったところでトップのスキーと合流。
なんか二人でにやけてしまった。
しばらくしてスノーボード到着。
こちらも完全ににやけてる。
いやぁ~~登った甲斐あったね!
ちょいと余韻に浸って、残りの標高差600mを一気滑り。
入り組んだ地形の林間も楽しい。
好き勝手に滑ってどんどん落とす。
高度を下げるに従って雪も重くなり最後は若干ストップ雪になったがそれでも楽しい。
今日は凄く得した感じ。
斜面の出来上がりは歴代五指に入る。
大満足!
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