48.2013/03/17 余市岳


またまた当直明けのバックカントリー
何時もの面子は1107経由でぐるっと余市近郊を廻るらしい。

後を付いて行く事も考えたが、わざわざ人が滑ったあとを滑ることもないので単独で余市岳に行くことにした。

天気予報では薄曇でちょっと風が強い。

ゴンドラ降り場で準備をしてハイクしはじめると直ぐに飛行場方面から戻ってくる人たちとすれ違った。
スノーシューイングの面々であった。

スノーシューイングの楽しみは分からないがやってる人たちは楽しそうだった。
楽しみは人それぞれなんだなぁ。

視界はあるが余市岳は見えない。

風はそれなりにあるが流石に3月半ばになると寒さは感じない。
ウエアを着てハイクして汗をかかない程度。

コルに近付くに連れて雲が切れ余市岳が見えた。

余市岳の稜線には20人以上の人。
斜面はトレースだらけ。。。

ピーク辺りは人だらけ

何処かのツアーが入ったようだ。残念。。

2時間も遅れるとこんな事になるのか。
先行者の2本目に間に合うと思っていたのに想定外だった。

40分のハイクでコルに到着。
更に20分ほどで何時ものドロップポイント到着。

「ここはゲレンデか?」と思うくらいラインだらけで滑るところが無い。

仕方が無いので更に上まで登ってドロップポイントを探すが雪庇が大きすぎてドロップできるポイントが見当たらない。

ドロップポイントを探してうろついたが結局何時もの所のちょい上から一番左のラインを落とすことにした。

それにしても今年は雪が多い。
ノールが発達していて山の形が変わってる。

ノールの上での滑走準備はドキドキする。
早くここを立ち去りたい衝動に駆られながらさっと準備を済ませノールを巻くようにドロップ。

一気にトップスピードに持って行き浅いターンで縦に落とす。
本当に逃げるように標高差400mを滑り降りる。

滑っている最中の緊張感と滑る終わったあとの開放感の落差に力が抜ける。

とりあえず、青空の下ノートラックGET!

自分の滑りラインを眺めながらちょいと休憩。
なかなか男前なラインだわ!

一番左です^^
ちょっとハイクして雪山を越えると見知った顔があった。
こんな所で知り合いに合うとは思わなかった。

軽くお話をして登り返してもう一本。

登っているうちにどんどん雲がかかってきてホワイトアウト気味になってきた。

早い時間なら天候待ちもできるのだが14時近いので視界のあるうちにさっさと滑る。

一本目、ボトムから見つけたラインの空いているところを狙って一気にボトムまで。
向きがちょっと違うだけで雪質が変わって面白い。

一本目はフィルムクラスト気味、二本目はクラスト無し。
ボトムまで落とすと案の定視界はよくてホッとできる。

ゆっくりしてるとどんどん天気が悪くなりそうなので急いでハイクの準備をして登り返す。

30分ほどハイクしてお帰りルートからスキー場へ滑り込む。

15:04マウンテンセンター到着。

約3時間半で余市岳南東斜面2本にお帰りルート一本。
やっぱりゴンドラの威力は絶大。

余市岳はとってもお手軽だわv^^

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