38.2013/02/17 キロロ脇1107峰

またまた当直明けでキロロに向かう。
昨夜から結構な降雪でフルラッセル間違いなし。

職場を出たときは荒れ模様だったが毛無峠を越えた頃には青空が出てきた。
キロロに付いたら快晴。

これは余市岳の日か?と思ったが余市岳は雲の中。

余市岳で風に吹かれるのも嫌なので1107に行くことにする。
フルラッセルを覚悟して今日はスプリットで出撃だ。

用意をしていると山スキーのグループが来て1107に行くと言っていた。
おっ!これでハイクがシェアできる!

用意を済ませてコース外に出ると既にトレースが付いていた。
このままトレースが付いていれば楽々ハイクだね^^

しばらくトレースを辿って行くと下山してくる面々がいた。
989方面に行っていたらしい。

軽く話をしてハイクを続けると992の尾根筋に綺麗なジグを切ったトレースが付いていた。
989にも綺麗なトレースが入っている。

992と1107の分岐に差し掛かり小考。
1107に向けてトレースが無い。
どうする?

小考の結果、後続のグループが1107に行くと言っていたので1107に行くことにした。

ここからは1107に向けて膝-すねのラッセル開始。

いくら頑張ってラッセルしても、何時まで経っても後続のグループが来ない。。。
よくよく下界を見渡すと後続は992に向けてハイクしていた。

何じゃそりゃぁ~~

すごく騙された感じ。

仕方が無い。
頑張って行ける所まで行くか。。

スノーシューなら腿ラッセルなんだろうなぁと思いながらハイクを続ける。

しかし、スノーシューなら諦めてしまいそうなラッセルもスプリットなら難なく行けちゃうよ。
良い様な悪い様な困った道具だわ。

何時もなら1時間半位の工程を約2時間半で登り切る。

標高差約500mを2時間半。
このラッセル1時間で200mは上出来かな。

普通の板ならハイク終了後5分もあれば滑走準備終了なのだが、スプリットボードはそうは行かない。

シールを剥がして片付けて、板を組み立ててビンディングを付け替えて終了。
面倒臭がり屋の私には結構苦痛だわ。

準備が出来て滑走開始。

いっせいのせ!

あれ?板が進まない?
何で?
雪深すぎ?

板をズリズリさせて斜面に落として滑走開始。

滑り出すと快適だわ。

ノーズが短い分スプレーが目の前で上がるわ。
オーバーヘッドの連続。

気持ち良かぁ~~!

最初は登り返すつもりいたけど、あまりの気持ち良さに登り返すの中止。
一気に下まで滑り降りる。

下の緩斜面まで滑り降りてちょっと後悔。
やっぱり、途中で止めてもう一本滑ればよかったよ。

緩斜面で完全に板が止まってしまったのでここで滑走終了。

板をスプリットモードにしてシールを貼らずに滑って降りることにした。
これ、大失敗。

ヒールフリーでボード用のブーツじゃ全く滑れません。
ハイクのトレースより少し急な斜度で斜滑降するのが精一杯。

四苦八苦しながらなんとかマウンテンセンターに到着。
スプリットボードは下りもシール付けた方が無難だわ。

ヘロヘロになって駐車場に戻ったら知り合いがニコニコ笑って立っていた。
余市岳に行ったんだってさ。
教えてよ(笑)

11:38 スタート(561m)
14:00 ドロップポイント(1070m)
15:00 マウンテンセンター

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